脱脂粉乳(読み)ダッシフンニュウ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

脱脂乳を原料として粉乳化したもの。製品中の脂肪含量が低いため貯蔵性がよく、常温で約3年は品質を保持する。そのため、乳製品や製菓、食品原料としての用途のほか、牛乳生産の需給バランスの調整生産品目としても利用される。

[新沼杏二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 脱脂乳から水分を取り除いた粉末。全脂粉乳よりも保存性がよく、風味が変わりにくいため、製菓、アイスクリーム、チーズなどに用いられる。スキムミルク。
※針女(1971)〈有吉佐和子〉一三「昼間焼いておいた電極パンに、脱脂粉乳に湯を注ぎ」

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世界大百科事典内の脱脂粉乳の言及

【脱脂乳】より

…規格では脱脂乳(乳脂肪0.5%未満)と部分脱脂乳(乳脂肪0.5%以上3.0%未満)の2種類がある。脱脂粉乳,脱脂加糖練乳,ヨーグルト,カテージチーズ,アイスクリーム,加工乳,乳飲料,カゼインの原料となるほか,子牛育成用の飼料としても重要なものである。また,低カロリー高タンパク質食品として飲用にも供せられる。…

【粉乳】より

…牛乳に比べて,容積が小さく,軽くて保存性がよいので,貯蔵や輸送に便利である。使用される原料や用途によって,全脂粉乳,脱脂粉乳,調製粉乳などの種類がある。製造にあたっては製品の溶解性を低下させないために,なるべく新鮮な牛乳を用いる。…

※「脱脂粉乳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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