乳輪(読み)ニュウリン(その他表記)areola of mamma

デジタル大辞泉 「乳輪」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐りん【乳輪】

乳首ちくび周囲褐色部分乳暈にゅううん

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精選版 日本国語大辞典 「乳輪」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐りん【乳輪】

  1. 〘 名詞 〙 乳頭の根もとに輪状色素沈着を示す部分。乳房輪。〔解体新書(1774)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「乳輪」の意味・わかりやすい解説

乳輪
にゅうりん
areola of mamma

乳房中央の乳頭を輪状に取囲む部分。帯赤色ないし黒褐色を呈しており,よく発達した皮脂腺と種々の方向に走る平滑筋線維がある。また乳輪には少数汗腺乳輪腺とがあり,後者は妊娠時には特に多数出現して小結節状に外部に突出してくる。

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世界大百科事典(旧版)内の乳輪の言及

【乳房】より

…乳房は乳汁を分泌して乳児を育てるための器官であるが,また代表的な二次性徴として女性の性的魅力の焦点をなす意味で,重要な生殖器官でもある。 乳房は先端が乳頭すなわち〈ちくび〉として突出しており,その周辺の丸い部分を〈乳輪areola mammal〉という。乳輪の皮膚は直径数cmの範囲にわたって,メラニンによって黒褐色に着色している。…

※「乳輪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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