乾かす(読み)カワカス

デジタル大辞泉 「乾かす」の意味・読み・例文・類語

かわか・す【乾かす】

[動サ五(四)]日光・火・風などにあてて、ぬれたものや湿ったものの水分を取り去る。「ぬれた服をたき火で―・す」
[可能]かわかせる
[類語]脱水水切り乾燥乾く干す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乾かす」の意味・読み・例文・類語

かわか・す【乾】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 濡れたり湿ったりしたものを日光や火にあてたり機械を使ったりして、水分をとる。かわらかす。かわらぐ。
    1. [初出の実例]「わが袖はひくとぬらしつあやめ草人のたもとにかけてかはかせ」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
    2. 「只罪障の水を乾(カワカ)して、悲願の火を待つべし」(出典:梵舜本沙石集(1283)二)

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