乾燥人血漿(読み)かんそうじんけっしょう(その他表記)dried human plasma

日本大百科全書(ニッポニカ) 「乾燥人血漿」の意味・わかりやすい解説

乾燥人血漿
かんそうじんけっしょう
dried human plasma

健康人の血液からつくられる血液製剤の一種で、単にプラスマともよばれる。人血を無菌的に遠心分離して有形成分(赤血球白血球血小板)を除き、残った血漿を紫外線照射後に零下65℃の低温で凍結真空乾燥したもので、添付溶解液で溶解して用いる。出血性ショック、やけど、低タンパク血症など、失血や血清タンパク喪失の際に使用する。保存に耐え、輸送や携帯に便利である。最近は、肝炎ウイルスを除くために加熱滅菌を施した加熱人血漿タンパク(プラスマネート)が繁用されている。

[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む