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失血 シッケツ

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デジタル大辞泉の解説

しっ‐けつ【失血】

[名](スル)出血のため多量の血液を失うこと。
[補説]成人が、動脈性出血で全血液量の3分の1以上を失うと生命の危険があり、2分の1以上失われると心停止をきたす。

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百科事典マイペディアの解説

失血【しっけつ】

大量の血液が急速に失われること。ショック状態を呈し,はなはだしい場合は死亡する。全血量の約3分の1以上が急に失われると危険である。外傷などで体外に血液が流失するほかに,消化管,胸腔,腹腔内などの見えない場所へ大量の血液が流出することもまれでない。
→関連項目脳貧血

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栄養・生化学辞典の解説

失血

 体から血液が失われて生命に危険が生ずること.出血とは異なる.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

しっけつ【失血】

( 名 ) スル
〘医〙 生体が出血によってかなりの量の血液を失った状態。成人で、全血液の約2分の1以上を失うと死に至る。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

失血
しっけつ

出血によって多量の血液が失われることで、急性と慢性がある。急性失血は外傷、出血性潰瘍(かいよう)、動脈瘤(りゅう)破裂、食道静脈瘤破裂などでおこる。成人では500ミリリットル以下の失血は輸血せずに回復できるが、循環血液量(5~6リットル)の約3分の1が失われると血圧が低下して出血性ショックに陥り、生命の危険がある。この場合は、迅速な輸血、止血、その他の処置によって回復する可能性があるが、2分の1以上失われると心停止をきたす。潰瘍、痔疾(じしつ)、血友病性出血、婦人科疾患、腫瘍(しゅよう)などのように緩徐で慢性の失血では、血圧低下などの血液循環の変動はなく、赤血球や血色素の減少を示す鉄欠乏性貧血の病態を呈する。[荒木京二郎]

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