青森県つがる市木造(きづくり)の亀ケ岡にある縄文晩期の集落跡。丘陵先端から谷部にある。江戸時代から甕を多く出土する丘として知られ,地名の由来となった。明治・昭和初期に先駆的な発掘が行われ,戦後も低湿地の泥炭層を発掘。豊富な木製品,籃胎(らんたい)漆器などの漆器,土器,石器,重要文化財の遮光器(しゃこうき)土偶などが出土した。東日本の縄文晩期を代表する亀ケ岡文化の命名の地でもある。国史跡。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...