亀谷聖馨(読み)カメヤ セイケイ

20世紀日本人名事典 「亀谷聖馨」の解説

亀谷 聖馨
カメヤ セイケイ

明治〜昭和期の仏教研究家,教育家 名教中学校長。



生年
安政3年(1856年)

没年
昭和5(1930)年5月7日

経歴
明治29年より10年間東京朝日新聞社に在職したことがある。教育勅語の精神を宗とする私立名教中学校校長(現・東海大附属浦安高)に就任大乗仏教、なかでも華厳教理があらゆる宗教哲学にまさる最高の哲理であると説き、同時に皇室を尊び、仏教と天皇崇拝との調和をはかった。著書に「華厳聖典研究」「仏陀の最高哲学とカントの哲学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「亀谷聖馨」の解説

亀谷聖馨 かめや-せいけい

1856-1930 明治-昭和時代前期の仏教学者,教育者
安政3年生まれ。大乗仏教,とくに華厳(けごん)の教理を研究。東京の名教中学校長をつとめた。昭和5年5月7日死去。75歳。著作に「華厳大経の研究」「仏陀の最高哲学とカントの哲学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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