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二仏並坐像 にぶつへいざぞう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

二仏並坐像
にぶつへいざぞう

釈迦と多宝仏を並べて表わした像。双身仏ともいう。『法華経』における「見宝塔品」第 11によるもの。釈尊が霊鷲山で『法華経』を説いていたとき,突然大地より七宝塔が湧出し,その塔中から釈尊の説法を称賛する大声が聞え,塔内に坐していた多宝仏が宝塔中に半座を分けて釈尊と並んで坐したという情景を表わしたもの。『法華経』は北魏初期仏教時代より盛んに弘布されたため,二仏並坐像は5世紀後半の雲崗石窟の初期から多数造像された。結跏趺坐 (けっかふざ) の二仏を並べるのが通例であるが,半跏の二仏を左右逆に並べるものもある。日本でも奈良の長谷寺の『銅板法華説法図』をはじめ,いくつかの例がある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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