二十軒茶屋(読み)にじっけんぢゃや

精選版 日本国語大辞典 「二十軒茶屋」の意味・読み・例文・類語

にじっけん‐ぢゃや【二十軒茶屋】

  1. 江戸中期、浅草寺境内仲見世のはずれから仁王門まで続いていた茶屋総称。はじめは三六軒あったところから三十六歌仙にちなみ歌仙茶屋とも呼ばれたが、享保一七一六‐三六)頃には二〇軒に減じた。御福の茶屋。呉服茶屋。二十軒
    1. [初出の実例]「二十軒茶やへ立よりさらば一ッぷくいたそうかと」(出典:洒落本・松登妓話(1800)発端)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android