二夫(読み)ニフ

デジタル大辞泉 「二夫」の意味・読み・例文・類語

に‐ふ【二夫】

じふ(二夫)

じ‐ふ【二夫】

二人の夫。にふ。

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精選版 日本国語大辞典 「二夫」の意味・読み・例文・類語

じ‐ふ【二夫】

  1. 〘 名詞 〙 二人の夫(おっと)。にふ。
    1. [初出の実例]「夫に別れたる妻室は、苟も二夫(ジフ)に嫁せん事を悲て、深き淵瀬に身を投げ」(出典太平記(14C後)一一)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐荘公一四年〕

に‐ふ【二夫】

  1. 〘 名詞 〙 ふたりの夫。じふ。
    1. [初出の実例]「豈に二夫に見(まみ)ゆる者ならんや」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二七)

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普及版 字通 「二夫」の読み・字形・画数・意味

【二夫】にふ

両夫

字通「二」の項目を見る

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