二夫(読み)ニフ

精選版 日本国語大辞典 「二夫」の意味・読み・例文・類語

じ‐ふ【二夫】

  1. 〘 名詞 〙 二人の夫(おっと)。にふ。
    1. [初出の実例]「夫に別れたる妻室は、苟も二夫(ジフ)に嫁せん事を悲て、深き淵瀬に身を投げ」(出典太平記(14C後)一一)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐荘公一四年〕

に‐ふ【二夫】

  1. 〘 名詞 〙 ふたりの夫。じふ。
    1. [初出の実例]「豈に二夫に見(まみ)ゆる者ならんや」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む