二宮わか(読み)ニノミヤ ワカ

20世紀日本人名事典 「二宮わか」の解説

二宮 わか
ニノミヤ ワカ

明治〜昭和期の児童福祉家



生年
文久1年9月22日(1861年)

没年
昭和5(1930)年10月25日

出身地
山口県

学歴〔年〕
横浜共立中学校

経歴
女学校在学中横浜海岸教会に出席、明治9年受洗。14年結婚、同年12月横浜不老町の貧児教育を行う警醒学校設立に参加、教師となった。17年横浜メソヂスト教会に移り、21年稲垣寿恵子らと横浜婦人慈善会を創立。同年根岸に第二警醒学校(後の相沢託児園)、25年横浜慈善病院、26年神奈川幼稚園、27年聖経女学校校長バン・ペテンらと中村愛児園を開設、さらに32年には警醒学校附属児童教育所を開いた。38年には日露戦争出征軍人の遺家族救済のため相沢託児園を設立するなど、民間児童福祉の先覚者として活躍した。また大正10年日本キリスト教婦人矯風会方面委員も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二宮わか」の解説

二宮わか にのみや-わか

1861-1930 明治-昭和時代前期の社会事業家。
文久元年8月18日生まれ。明治9年J.H.バラから受洗。警醒学校,横浜慈善病院,相沢託児園などを設立し,幼児教育経営にあたる。日本基督教(キリストきょう)婦人矯風会の活動にも参加した。昭和5年10月25日死去。70歳。周防(すおう)(山口県)出身。横浜共立女学校(現横浜共立学園)卒。旧姓中原

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「二宮わか」の解説

二宮 わか (にのみや わか)

生年月日:1861年9月22日
明治時代-昭和時代の教育者
1930年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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