二江村(読み)ふたえむら

日本歴史地名大系 「二江村」の解説

二江村
ふたえむら

[現在地名]五和町二江

鬼池おにいけ村の西に接し、しも島北部に位置する。内野うちの川の流域平地が開け、河口に天然の良港をもつ。温暖な気候と豊富な魚群・海産物に恵まれ、早くから開かれた。中世志岐氏の本砥ほんど島進出への拠点となった。一六世紀末から約二〇年間長崎に在住したイスパニア商人アビラ・ヒロンの「日本王国記」に「志岐から一レグワのところに、もう一つ深江Futayeというとてもかわいい碇泊地、もしくは小港がある」と記され、志岐しき(現苓北町)から一レグワ(約五・六キロ)の二江(深江)港は小港ながらも南蛮貿易時代の寄港地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む