二玉(読み)ふたつだま

精選版 日本国語大辞典 「二玉」の意味・読み・例文・類語

ふたつ‐だま【二玉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 対になっている二つの玉。
    1. [初出の実例]「平印籠に色革の巾着、瑪瑙(めなう)のふたつ玉、唐木細工根付」(出典浮世草子好色一代男(1682)七)
  3. 火縄筒(ひなわづつ)十匁弾丸(たま)を二つこめて撃つこと。また、その弾丸。
    1. [初出の実例]「二つ玉をこみ入れたるつつをさしあててはなし候へば」(出典:信長公記(1598)首巻)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む