二町谷村(読み)ふたまちやむら

日本歴史地名大系 「二町谷村」の解説

二町谷村
ふたまちやむら

[現在地名]三浦市白石しらいし町・海外かいと町・三崎みさき四丁目

北東は諸磯もろいそ村、東は東岡ひがしおか村・中之町岡なかのちようおか村、南はじよう村・三崎町に接し、西北に海があり、歌舞かぶ島が出崎している。

正保国絵図に村名はないが、寛文一三年(一六七三)の相州三浦領三崎二町谷御縄水帳(石渡文書)によれば、田方五町七反余、畑方一二町五反余。貞享三年(一六八六)の年貢割付状(同文書)によれば、本役以外に本船役三艘永三七文、新船役として押送船二艘、天当船八艘計一千五〇〇文、蚫役三千七五〇文がある。正徳六年(一七一六)のいなだ網争論につき口上書(県史九)によれば、二町谷村ではかねてより海老網役二五〇文を払って海老を取っていたが、二〇年前よりいなだ網を使用していたところ、じようしま村の者が漁の障りになると網を盗み取ったと訴えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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