二門(読み)にもん

精選版 日本国語大辞典 「二門」の意味・読み・例文・類語

に‐もん【二門】

  1. 〘 名詞 〙 仏語仏教教理の上で大きく二種類に分けた分類法悲門智門本門迹門、摂受門と折伏門、抑止門と摂取門、有門(うもん)空門聖道(しょうどう)門と浄土門、事門と理門、真諦門と俗諦門など。
    1. [初出の実例]「立聖道浄土二門而捨聖道正帰浄土之文」(出典選択本願念仏集(1198頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む