精選版 日本国語大辞典 「二階回」の意味・読み・例文・類語 にかい‐まわし‥まはし【二階回】 〘 名詞 〙 江戸・東京の遊里で、妓楼の二階に勤め、座敷や道具類一切を取り扱う役の者。多くは中年すぎの女だが、吉原では男子も勤めた。まわしかた。[初出の実例]「ソレ今夜百疋出しての、是を二階(ニカイ)廻しと河岸番へ割振て、御壱人前(めへ)龍蔵づつとおめにかけるは」(出典:洒落本・船頭深話(1802)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例