デジタル大辞泉 「五智の宝冠」の意味・読み・例文・類語 ごち‐の‐ほうかん〔‐ホウクワン〕【五×智の宝冠】 大日如来などが頭にいただく宝冠。五智五仏を象徴する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「五智の宝冠」の意味・読み・例文・類語 ごち【五智】 の 宝冠(ほうかん) 大日如来、金剛薩埵(こんごうさった)、彌勒などが頂く冠。五仏宝冠ともいい、冠中に五智如来の化身が存するので、この名がある。五角形の各平面に五仏の像が描かれており、後世、山伏がかぶった頭巾は、この形に基づいてつくられたという。[初出の実例]「兜巾といっぱ五智の宝冠なり」(出典:謡曲・安宅(1516頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例