…ただし,台密(天台宗の密教)においては金剛夜叉明王の代りに烏枢沙(瑟)摩(うすさま)明王が加わる。唐代の不空のころに,金剛界五仏(上記明王に対応して,大日,阿閦(あしゆく),宝生,無量寿,不空成就)の教令輪身(きようりようりんしん)(忿怒身)として五尊にまとめられた密教像である。中国の例は,唐代に造られた五大明王鈴(東京国立博物館)しか知られていないが,日本では,宮中真言院における後七日御修法の本尊としての画像,あるいは平安時代に盛んであった五壇法の本尊として造像された。…
※「五仏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...