日本歴史地名大系 「五条代官所跡」の解説 五条代官所跡ごじようだいかんしよあと 奈良県:五條市五条村五条代官所跡[現在地名]五條市本町一丁目桜井(さくらい)寺の西、現五條市役所の地。代官所は寛政七年(一七九五)に創設された。その建設の状況は「近内根源鑑」に、<資料は省略されています>とある。寛政七年以降代官所が設置され、大和宇智・吉野両郡、紀伊国伊都(いと)郡内の幕府領八万石を支配する代官を派遣した。累代の代官は河尻甚五郎(寛政七年)のあと小堀縫殿邦明(享和二年)・池田仙九郎(享和三年―文化六年)・辻甚太郎(文化七年―文政四年)・竹内平右衛門(文政五―六年)・多羅尾靭負(文政七年)・矢島藤蔵(文政八年―天保元年)・青山九八郎(天保二―五年)・蓑笠之助(天保六―八年)・竹垣三右衛門(天保九―一〇年)・小田又七郎(天保一一年―弘化四年)・山上藤一郎(嘉永元―二年)・内藤杢左衛門(嘉永二年―安政五年)・松永善之助(安政六年―文久二年)・鈴木源内(文久二―三年)・中村勘兵衛(元治元年―慶応四年)となっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by