すべて 

五段教授法(読み)ごだんきょうじゅほう

百科事典マイペディア 「五段教授法」の意味・わかりやすい解説

五段教授法【ごだんきょうじゅほう】

教授法の一つ。ヘルバルト連想心理学から認識過程を表象群の運動ととらえ,この運動が興味の多面的発達を促すとし,認識の段階を表象の明瞭連合系統,方法(活用)の4段階からなるとした。ここから教授段階説も導き出され,のち,ヘルバルト学派の一人W.ラインはこれを予備提示,比較,総括応用の5段階と改めた。日本では1890年ころから広く知られるようになった。
→関連項目谷本富

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む