日本歴史地名大系 「五王堂村」の解説 五王堂村ごおうどうむら 高知県:香美郡物部村五王堂村[現在地名]物部村五王堂南池(みなみいけ)村の西南、上韮生(かみにろう)川東岸に位置し、東は六〇〇メートル級の山で、北方から蛇行してきた上韮生川を眼下に見下ろして西岸の黒代(くろだい)村に対する。西南は安丸(やすまる)村に通ずる。「土佐州郡志」は「東西十六町南北二十一町、戸凡四十余、其土黒赤」と記す。韮生郷に属し、天正一六年(一五八八)の韮生谷地検帳には、五王堂ノ村として三二筆六町六反三八代が記される。うち田分は五町四反二七代、山畠屋敷(屋敷を含む)は一町二反一一代とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by