デジタル大辞泉 「五石」の意味・読み・例文・類語 ご‐せき【五石】 1 中国古代に、不老長生薬の原料として道士が用いた薬石の総称。丹砂・雄黄・雲母・石英・鍾乳など。2 きわめて強い弓。「―の弓の長さ七尺五寸ありて」〈読・弓張月・前〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「五石」の意味・読み・例文・類語 ご‐せき【五石】 〘 名詞 〙① 中国、古代における五種の薬石。石層・丹砂・雄黄・白礬(はくばん)・青磁石(せいじしゃく)の総称。〔書言字考節用集(1717)〕〔抱朴子‐金丹〕② 弓の強さを表わす語。また、きわめて強い弓をいう。[初出の実例]「五石(ゴセキ)の弓の長(ながさ)七尺五寸ありて」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例