五紋(読み)いつつもん

精選版 日本国語大辞典 「五紋」の意味・読み・例文・類語

いつつ‐もん【五紋】

  1. 〘 名詞 〙 羽織着物などについている五つ紋所。また、その紋所のついている衣服背中一つ左右表袖(おもてそで)と左右の肩の前とにおのおの一つずつ、合計五か所につく。五所紋(いつところもん)
    1. [初出の実例]「黒縮緬(くろちりめん)綿入羽織五つ紋(モン)しろしろと、丹後嶋(たんごじま)小袖」(出典洒落本遊子方言(1770)発端)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む