五部の大乗経(読み)ゴブノダイジョウキョウ

デジタル大辞泉 「五部の大乗経」の意味・読み・例文・類語

ごぶ‐の‐だいじょうきょう〔‐ダイジヨウキヤウ〕【五部の大乗経】

大乗の教えを説いた経のうち華厳けごん経・大集だいじっ経・大品般若だいほんはんにゃ経・法華経涅槃ねはん経の五つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五部の大乗経」の意味・読み・例文・類語

ごぶ【五部】 の 大乗経(だいじょうきょう)

仏語天台宗でいう、大乗の教法を説いたものとして選ばれた五部経典。すなわち、華厳経大集経、大品般若経(摩訶般若波羅蜜経)、法華経、涅槃経の五部。五部の大乗。
※今鏡(1170)五「その定信の君は、一切経を一筆に書き給へる〈略〉五部の大乗経などだにありがたく侍るに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android