五陰盛苦(読み)ゴオンジョウク

精選版 日本国語大辞典 「五陰盛苦」の意味・読み・例文・類語

ごおん‐じょうく‥ジャウク【五陰盛苦】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。八苦の一つ有情身心環境を形成する五陰が執着されることによって起こる苦。「盛苦」をはげしい苦の意とも、「五陰」を器とみて、苦を盛る意とも解する。五盛陰苦(ごじょうおんく)
    1. [初出の実例]「四苦といふは生、老、病、死なり。八苦といふはこれに愛別離苦、求不得苦、怨憎会苦、五陰盛苦をくはふ」(出典:存覚法語(1356))

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四字熟語を知る辞典 「五陰盛苦」の解説

五陰盛苦

仏教でいう八苦の一つ。有情の身心や環境を形成する五陰が執着されることによって起こる苦。

[解説] 「盛苦」をはげしい苦の意とも、「五陰」を器とみて、苦を盛る意とも解します。

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