井の頭池(読み)いのかしらいけ

日本歴史地名大系 「井の頭池」の解説

井の頭池
いのかしらいけ

[現在地名]三鷹市井の頭四丁目

神田上水水源の池。「江戸名所図会」によれば、長さは北西より南東へ曲がり三〇〇歩ほど、幅は一〇〇歩ほど。池中に七ヵ所の湧泉があって涸れることがなく、七井の池とも称したという。慶長一一年(一六〇六)徳川家康が訪れ、お茶の水として汲ませたといい、寛永六年(一六二九)には三代将軍徳川家光が池傍らの辛夷の木に井頭と彫りつけたのが池の名の由来と伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む