井上南台(読み)いのうえ なんだい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上南台」の解説

井上南台 いのうえ-なんだい

1749-1798 江戸時代中期-後期儒者
寛延2年生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)の人。江戸の井上金峨(きんが)にまなび,その婿養子となる。のち幕府の儒官をつとめた。寛政10年10月14日死去。50歳。本姓山田。名は湛。字(あざな)は子存。通称は新蔵。著作に「経義折衷考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android