デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上因砂」の解説 井上因砂 いのうえ-いんさ 1785-1829 江戸時代後期の囲碁棋士。天明5年生まれ。本姓は山崎で,本因坊道策・井上道砂の生家の出身。井上因達(8世因碩(いんせき))の門人。肥前唐津(からつ)藩(佐賀県)藩主水野氏につかえた。因達の遺言により10世因碩を名のる。御城碁をつとめ,6段にすすむ。文政12年10月2日死去。45歳。石見(いわみ)(島根県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例