デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上石見」の解説 井上石見 いのうえ-いわみ 1831-1868 幕末の武士。天保(てんぽう)2年生まれ。藤井良節の弟。薩摩(さつま)鹿児島藩士。鹿児島諏訪神社の神職の子。万延元年上京。兄とともに岩倉具視(ともみ)ら討幕派の公家と藩との連絡をはかる。慶応4年新政府から参与,箱館府判事を命じられ,樺太(からふと)(サハリン)沿岸視察中,同年8月遭難死。38歳。名は長秋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「井上石見」の解説 井上石見 没年:明治1.8(1868) 生年:天保2(1831) 幕末の薩摩(鹿児島)藩士。鹿児島諏訪神社の神職の子に生まれる。慶応2(1866)年以来,兄藤井良節と共に岩倉具視の側近として行動。明治1(1868)年参与,箱館府判事。沿岸視察中,海難事故に遭い死亡。死体は見つかっていない。 (井上勲) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by