デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上節山」の解説 井上節山 いのうえ-せつざん 1820-1856 江戸時代後期の囲碁棋士。文政3年生まれ。本因坊丈和の長男。眼をやみ,弟の秀和が本因坊家をついだ。井上幻庵(11世因碩(いんせき))にむかえられ,12世井上因碩を襲名し6段となる。精神に異常をきたし門人を殺害したため相模(さがみ)(神奈川県)に引退した。安政3年死去。37歳。江戸出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例