井下清(読み)イノシタ キヨシ

20世紀日本人名事典 「井下清」の解説

井下 清
イノシタ キヨシ

昭和期の造園学者 元・東京農業大学教授;元・東京市公園部長。



生年
明治17(1884)年8月

没年
昭和48(1973)年8月8日

出生地
香川県

学歴〔年〕
東京高等農林学校〔明治38年〕卒

経歴
東京市技師、公園課長、公園部長を務め、昭和21年東京農業大学教授となり、常務理事、事務局長を経て33年退官。この間、東京都市計画審議会委員、同公園施設審議会委員、日本造園学会会長、同名誉会長、日本庭園協会理事、東京都公園協会理事長、大日本農会副会長など歴任。日本庭園協会、日本造園学会の設立参画、約70年にわたって東京都の公園行政に貢献、全国の造園関連事業の発展に尽くした。著書に「公園の設計」「緑地生活」「街路樹」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井下清」の解説

井下清 いのした-きよし

1884-1973 昭和時代の造園学者。
明治17年8月1日生まれ。東京市の公園部長をへて,昭和21年母校東京農大の教授。日本造園学会長,東京都公園協会理事長などもつとめ,70年ちかく東京の公園行政にかかわった。昭和48年8月8日死去。89歳。香川県出身。著作に「公園の設計」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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