デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井内南涯」の解説 井内南涯 いうち-なんがい 1784-1846 江戸時代後期の儒者。天明4年生まれ。肥前佐賀藩士。江戸で古賀精里に師事。藩校弘道館の指南となり,のち昌平黌(しょうへいこう)にもまなび,舎長をつとめた。世子のころの鍋島閑叟(なべしま-かんそう)の傅育(ふいく)役をへて,天保(てんぽう)5年(1834)弘道館教授。弘化(こうか)3年6月死去。63歳。名は季嶢。字(あざな)は孚卿。通称は伝右衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例