井手の玉川(読み)イデノタマガワ

デジタル大辞泉 「井手の玉川」の意味・読み・例文・類語

いで‐の‐たまがわ〔ゐで‐たまがは〕【井手の玉川】

京都府綴喜つづき郡の井手町を流れる川。六玉川むたまがわの一。[歌枕
「駒とめてなほ水かはむ山吹の花の露そふ―」〈新古今・春下〉

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精選版 日本国語大辞典 「井手の玉川」の意味・読み・例文・類語

いで【井手】 の 玉川(たまがわ)

  1. 京都府南部を貫流する木津川支流和歌に詠まれる六玉川一つ玉水
    1. [初出の実例]「駒とめて猶水かはん山吹の花の露そふゐでの玉川〈藤原俊成〉」(出典:新古今和歌集(1205)春下・一五九)

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