井部香山(読み)いべ こうざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井部香山」の解説

井部香山 いべ-こうざん

1794-1853 江戸時代後期の儒者
寛政6年生まれ。江戸で葛西因是(かさい-いんぜ)に朱子学をまなび,築地で塾をひらく。遠江(とおとうみ)(静岡県)浜松藩主水野忠邦(ただくに)や,生地である越後(えちご)(新潟県)の高田藩主榊原政愛(さかきばら-まさちか)にまねかれ教授した。嘉永(かえい)6年4月8日死去。60歳。享年一説に61歳。名は鳴。字(あざな)は子鶴。通称は万三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android