コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

亜鈴星雲 あれいせいうん Dumbbell Nebula

2件 の用語解説(亜鈴星雲の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

あれいせいうん【亜鈴星雲 Dumbbell Nebula】

M27,NGC6853。はくちょう座の南にある小さな星座こぎつね座にある惑星状星雲。惑星状星雲としてはもっとも明るく7.8等級であるので,いちばん早く1764年に発見されている。距離は720光年で比較的近く,8′×4′に広がっている。円板の両側が欠けた形で,鉄あれいに似ているので,あれい星雲と呼ばれている。中心の星がその一生の終りに,表面大気が不安定になり,全質量の半分くらいのガスを放出したものである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

亜鈴星雲
あれいせいうん
dumbell nebula

こぎつね座にある明るい惑星状星雲(M27、NGC6853)。亜鈴状星雲ともいう。中央がくびれたように見えるその形が鉄亜鈴に似ていることからこの名前がついた。見かけの大きさは約7分角で明るさは約8等である。地球からの距離は約820光年で、実際の大きさは約1.6光年である。13.4等の中心星から数千年前に噴出したガスが、現在毎秒約30キロメートルの速度で外側に向かって広がっている。夏の天の川近くにあり、双眼鏡や小型望遠鏡でも見えるので、天体観望の好対象として人気がある。[岡村定矩]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の亜鈴星雲の言及

【星雲】より

…雲のように見える天体ということで星雲と呼ばれたが,星雲の中には,われわれの銀河系内の星間物質が光り輝いているものと,銀河系のはるか外側にあって,数十億個から数兆個の恒星の大集団であるものとの二つがあり,前者を銀河系内星雲,後者を銀河系外星雲と呼んでいた。現在では,これを区別して,銀河系内星雲を単に星雲,銀河系外星雲を銀河galaxyと呼んでいる。むろん,銀河系の外にある他の銀河にも星雲は存在し,観測されている。…

※「亜鈴星雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

亜鈴星雲の関連キーワード白鳥大白鳥黒鳥顕微鏡座ちょくちょく白鳥座白鳥徳利風鳥座六朝白張

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone