交戦区域(読み)コウセンクイキ(その他表記)region of war

デジタル大辞泉 「交戦区域」の意味・読み・例文・類語

こうせん‐くいき〔カウセンクヰキ〕【交戦区域】

交戦国が戦闘行為を行うことのできる区域。一般に、交戦国の領域公海、およびそれらの上空をさす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「交戦区域」の意味・読み・例文・類語

こうせん‐くいきカウセンクヰキ【交戦区域】

  1. 〘 名詞 〙 交戦国の兵力敵対行為を行なえる地域。ふつう交戦国の領域、公海、およびその上空をさす。戦争区域。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「交戦区域」の意味・わかりやすい解説

交戦区域
こうせんくいき
region of war

交戦国が戦争遂行のため交戦行動を行うことができる区域。戦争区域と呼ばれることもある。交戦区域は,通常交戦国の領域,統治地域 (租借地信託統治地域) ,それらの領海領空,公海,公空である。もっとも,日露戦争の場合の満州 (中国東北部) のように,中立国黙認によりその領土が交戦区域になったこともある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android