京町四丁目・同大黒町・同五丁目・同六丁目・同南七丁目・同北七丁目(読み)きようまちよんちようめ・だいこくちよう・ごちようめ・ろくちようめ・みなみななちようめ・きたななちようめ

日本歴史地名大系 の解説

京町四丁目・同大黒町・同五丁目・同六丁目・同南七丁目・同北七丁目
きようまちよんちようめ・だいこくちよう・ごちようめ・ろくちようめ・みなみななちようめ・きたななちようめ

京町通の東西に面した街区から形成された町々。大手筋おおてすじの北に位置するのが京町四丁目で、北へ京町大黒町・京町五丁目・京町六丁目・京町南七丁目・京町北七丁目と続き、京町北七丁目は丹波橋たんばばし通に北接する。

京町通の町々は、「豊公伏見城ノ図」や伏見城下総絵図によると一六世紀末から一七世紀初頭の伏見城下町時代に、城下の中心的な町家地区として商工業者の集住地であったと思われる。京町通の西は、一筋西方の両替町りようがえまち通まで完全な町家地区となっており、東側については、伏見城下総絵図が四丁目から北七丁目までの道路に面した地域を町家地区として描いているのに対し、「豊公伏見城ノ図」では、四丁目と大黒町、南七丁目と北七丁目の東面には町家地区があるが、五丁目と六丁目の東面には町家地区はなく、武家屋敷が京町通まで張出して記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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