京都十刹(読み)きょうとじっせつ

精選版 日本国語大辞典 「京都十刹」の意味・読み・例文・類語

きょうと‐じっせつキャウト‥【京都十刹】

  1. 至徳三年(一三八六=元中三年)に定められた京都禅宗十大寺。等持院を第一として、臨川寺真如寺安国寺宝幢寺普門寺、広覚寺、妙光寺大徳寺龍翔寺に至る十寺の総称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

事典・日本の観光資源 「京都十刹」の解説

京都十刹

足利尊氏によって定められた十刹の制は、その後足利義満によって改められるなど変動が多く、1386(元中3)年からは京都と鎌倉に分けて制定された。
[観光資源] 安国寺〈廃寺〉 | 広覚寺〈廃寺〉 | 真如寺 | 大徳寺 | 等持寺〈廃寺〉 | 普門寺〈廃寺〉 | 宝幢寺〈現・鹿王院〉 | 妙光寺 | 龍翔寺〈のち大徳寺に付属〉 | 臨川寺

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android