人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し(読み)ヒトノイッショウハオモニヲオウテトオキミチヲユクガゴトシ

デジタル大辞泉 の解説

ひと一生いっしょう重荷おもにうてとおみちくがごと

徳川家康遺訓から》人生は長く、苦しいことが多いので、辛抱強く努力を重ねて進むべきである。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

ひと【人】 の 一生(いっしょう)は重荷(おもに)を負(お)うて遠(とお)き道(みち)を行(い)くが如(ごと)

  1. ( 徳川家康の遺訓の一つ ) 人生の路ははるかで長いから、絶えず努力と忍耐をしながら進まなければ歩み通すことができない。
    1. [初出の実例]「『人(ヒト)一生(シャウ)重荷(オモニ)を負(オ)ふて遠(トホ)き道(ミチ)を行(ユ)くが如(ゴト)し』といふ千古の金言を案出せる徳川家康の馬鹿に気に入った」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

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