人造バター(読み)ジンゾウバター

デジタル大辞泉 「人造バター」の意味・読み・例文・類語

じんぞう‐バター〔ジンザウ‐〕【人造バター】

マーガリンのこと。

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精選版 日本国語大辞典 「人造バター」の意味・読み・例文・類語

じんぞう‐バター ジンザウ‥【人造バター】

〘名〙 (バターはbutter) マーガリンのこと。
道程(1914)〈高村光太郎〉夏の夜の食慾「支那蕎麦 わんたん、ふんようたん 人造牛酪(ジンザウバタ) マルガリインはソオスパンに焦(い)りつき」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「人造バター」の意味・わかりやすい解説

人造バター
じんぞうばたー

マーガリンのこと。植物油などを原料にして人工的につくられた油脂食品で、もともとはバターの代用品としてつくられた。

河野友美・山口米子]

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栄養・生化学辞典 「人造バター」の解説

人造バター

 →マーガリン

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世界大百科事典(旧版)内の人造バターの言及

【マーガリン】より

…マーガリンの語源はギリシア語margaritēsで〈真珠〉の意であるが,乳化の色が真珠の色に似ていることに由来するといわれる。日本で最初に製造されたのは1908年であるが,当初は人造バターの名で呼ばれた。最近は品質の改良が進んで,消費量は増加している。…

※「人造バター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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