ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仏日庵公物目録」の意味・わかりやすい解説
仏日庵公物目録
ぶつにちあんこうもつもくろく
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…鎌倉時代に入ると,栄西による禅宗の招来をはじめ,中国の文化・文物のおびただしい流入があった。その具体的記録として鎌倉円覚寺の《仏日庵公物(ぶつにちあんくもつ)目録》貞治2年(1363)をあげることができる。室町幕府はさらに中国との交渉を深めたが,この段階では宗教よりも,絵画,磁器,漆器などの美術品に関心が移り,唐物は,これら美術工芸品を指す用語となった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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