仏経山(読み)ぶつきようざん

日本歴史地名大系 「仏経山」の解説

仏経山
ぶつきようざん

斐川町南西部、神氷かんぴ阿宮あぐ境にある標高三六六メートルの山。東の高瀬たかせ(三〇四・八メートル)大黒だいこく(三一五・三メートル)に連なる山で、地元ではこの山脈みなみ山とよんでいる。北東直江なおえ町、南は阿宮、北西は神氷に属し、それぞれ登山口がある。北東に宍道湖、北に旅伏たぶし山から日御碕ひのみさきにかけての北山山系、西に築地松散村のある出雲平野稲佐いなさ浜、日本海を見晴らす。南には雲南の山々が連なり、そこを流れる斐伊川の姿がはっきり見える。「出雲国風土記」には神名火かんなび(神名樋)山あるいは神名樋野とよばれる山が意宇おう秋鹿あいか楯縫たてぬい・出雲郡にそれぞれあり、郡内の高い山をさし、出雲郡ではこの仏経山をさしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む