日本歴史地名大系 「仏谷浦」の解説 仏谷浦ほとけだにうら 福井県:小浜市仏谷浦[現在地名]小浜市仏谷若狭(わかさ)浦の西南に位置する。北は山を挟んで堅海(かつみ)浦、東南は小浜湾。「若狭国志」に「旧名坂尻、元暦年中得仏像於海中、因称仏谷」とあるが、伝承では、堅海村阿弥陀(あみだ)川の辺りに元の集落があったが、人口増加に伴い坂道を開いて山越をし、現在地に移ったといい、嘉吉元年(一四四一)八月、当村の脇左衛門が海中より如意輪観音を拾いあげたことから仏谷と改名したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by