デジタル大辞泉 「小浜湾」の意味・読み・例文・類語 おばま‐わん〔をばま‐〕【小浜湾】 福井県西部、若狭わかさ湾のうち東側の内外海うちとみ半島と西側の大島半島に囲まれた内湾。湾内はハマチ・真珠養殖が盛ん。湾外は海食による断崖が続き、内外海半島先端の蘇洞門そともは景勝地。若狭湾国定公園に属する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「小浜湾」の意味・わかりやすい解説 小浜湾おばまわん 福井県西部、若狭湾(わかさわん)中央にある一支湾。東を久須夜(くすや)ヶ岳(619メートル)のある内外海(うちとみ)半島、西を大島半島に囲まれ、湾奥の北川、南川の複合デルタに小浜市がある。リアス海岸を有する陥没湾の一つで、この河口以外は湾岸に平地は乏しい。湾内の蒼(あお)島はタブ、シイ、ナタオレノキなどの暖地性植物群落が茂り、国指定天然記念物。また、内外海半島の湾外に蘇洞門(そとも)があり、一帯は若狭湾国定公園の中心である。久須夜ヶ岳はエンゼルラインが通じ、湾内外を一望できる。[島田正彦] 若狭蘇洞門 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小浜湾」の意味・わかりやすい解説 小浜湾おばまわん 福井県西部,大島半島と内外海半島にいだかれる湾。若狭湾の支湾。湾内ではカキ,真珠,フグの養殖が盛ん。湾岸は屹立する岩石海岸と砂浜とが交錯し,海水浴場として知られる。湾内の小島に北限産地であるナタオレノキ,ムサシアブミなどで知られる天然記念物「蒼島 (あおしま) 暖地性植物群落」がある。湾奥に小浜市がある。名勝若狭蘇洞門 (そとも) などのある景勝地で,若狭湾国定公園に属する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by