江戸後期の洒落本。1冊。山東京伝作・画。1791年(寛政3)刊。仕懸とは江戸深川仲町の遊女の着物のこと。題名はそれを入れる箱を意味し,深川風俗を描いたの意。京伝が深川を描いた唯一の洒落本で,描写は細緻をつくす。執筆の年に出版取締令が出たため,袋に「教訓読本」と記すなどの配慮をしたが,「娼妓絹籭(しょうぎきぬぶるい)」「錦之裏」とともに絶版となり,京伝も版元蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)も処罰された。「新日本古典文学大系」所収。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...