他力宗(読み)タリキシュウ

デジタル大辞泉 「他力宗」の意味・読み・例文・類語

たりき‐しゅう【他力宗】

ひたすら阿弥陀仏を信仰し、その力によって成仏することを求める宗派浄土宗浄土真宗など。⇔自力宗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「他力宗」の意味・読み・例文・類語

たりき‐しゅう【他力宗】

  1. 〘 名詞 〙 仏語阿彌陀仏本願他力によって仏になることを説く宗派。浄土宗、浄土真宗、時宗など。
    1. [初出の実例]「吾他力宗は単純(ひとへ)に頼むのだ。信ずるのだ」(出典破戒(1906)〈島崎藤村〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android