仗身(読み)ジョウシン

デジタル大辞泉 「仗身」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しん〔ヂヤウ‐〕【×仗身】

奈良時代、五位以上の人につけられた護衛の官。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仗身」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しんヂャウ‥【仗身・丈身】

  1. 〘 名詞 〙 奈良時代五位以上の官人朝廷から給された護衛の官。傔仗(けんじょう)の類をいう。
    1. [初出の実例]「五位已上家、補事業・防閤・仗身、自是始矣」(出典続日本紀‐養老三年(719)一二月庚寅)
    2. [その他の文献]〔南史‐周山図伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「仗身」の読み・字形・画数・意味

【仗身】じようしん

護衛。

字通「仗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android