精選版 日本国語大辞典 「付入」の意味・読み・例文・類語
つけ‐い・る【付入】
[1] 〘自ラ五(四)〙
※百丈清規抄(1462)四「別の清規に花支巧破と云事があるぞ。面白してつけ入てぬすむを云ぞ」
② 相手が気を許すのに乗じてはいりこみ、機嫌(きげん)をとり結んで自分の利をはかる。つけこむ。
[2] 〘他ラ下二〙
① あるものに別のものを付け加えて取り入れる。
※史記抄(1477)一一「今又穰苴が司馬の官でしたる兵法があるほどに、もとの司馬法に附入て其を司馬穰苴兵法と云ぞ」
② 逃げる相手を追いかけて、城などへはいり込ませる。つけこむ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
つけ‐いれ【付入】
〘名〙 好機に乗じて城内へ攻め入ること。つけこみ。
※日葡辞書(1603‐04)「Tçuqeireuo(ツケイレヲ)スル」
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