付法(読み)フホウ

デジタル大辞泉 「付法」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ほう〔‐ホフ〕【付法】

師が弟子に教えを授け、後世に伝えさせること。また、教えを授けられた弟子。「付法相承」

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精選版 日本国語大辞典 「付法」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ほう‥ホフ【付法・附法】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。師が弟子に教法伝授して、後に伝えさせること。また、それを伝授された門弟
    1. [初出の実例]「故大広智三蔵、付法弟子、青龍寺法諱恵果阿闍梨」(出典:性霊集‐九(1079)奉勧諸有縁衆応奉写秘密蔵法文)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「付法」の意味・わかりやすい解説

付法
ふほう

仏教用語。師が弟子に教法を授けること。この伝授の連続は付法相承といわれ,その印として衣鉢を授けたり,付法の証明書である印信 (いんじん) を与えたりする。

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