デジタル大辞泉 「付馬」の意味・読み・例文・類語 つけ‐うま【付(け)馬】 遊興費が不足したり、払えなかったりした客について、その家まで代金を取りに行く者。つきうま。うま。「付け馬がついてくる」 つき‐うま【付(き)馬】 「付け馬」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「付馬」の意味・読み・例文・類語 つけ‐うま【付馬】 〘 名詞 〙① =つきうま(付馬)[初出の実例]「まかり違た所があてんぼうにあがって高が附馬(ツケウマ)にせうとおもやアいい」(出典:洒落本・遊僊窟烟之花(1802か)一)② 乗り手に近づいたり遠ざかったりして、乗らせまいとする癖のある馬。〔日葡辞書(1603‐04)〕 つき‐うま【付馬】 〘 名詞 〙 遊郭や飲み屋などで、客が代金を払えない場合、その客につき添ってその代金を取り立てにいくことを仕事としたもの。つけうま。うま。[初出の実例]「岡場所から付(ツ)き馬(ウマ)を連れて来て」(出典:歌舞伎・彩入御伽草(おつま八郎兵衛)(1808)序幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例